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フリーse派遣ベース|私はリスクを負いたくなかったので
私はリスクを負いたくなかったので、フリーse派遣ベースで仕事をやってきました。
フリーse派遣ベースの仕事は、決められた作業場に出向して、現場で指示される作業をこなして月単価の賃金を受け取るという作業形態です。
受託ベースの仕事が、納期までに納品できなければ賃金を受け取れないというリスクがあるのに対して、派遣ベースの仕事は現場に出勤をして作業をしていれば、必ず賃金を受け取ることができます。
作業が予定よりも遅れてしまった場合、現場ではリスケや人界戦術により対応してくれますし、賃金がもらえないというリスクは一切ありません。
私がフリーseとして派遣でやってきた仕事は、汎用機のシステム開発の仕事です。
所謂、大型コンピューターという奴で、物凄い人数により開発作業を進めます。
開発言語は、COBOLやPLI言語という、最も人間に近い言語を使用するので、C言語やジャバ等を使用している技術者からは、何もできない言語などとバカにする技術者もいます。
しかし、汎用機の世界はともかく開発規模が大きく、大勢でプログラミングするので、人間に近い言語が必要なんです。
しかし、このCOBOLやPLIという言語は、現在情報処理系の専門学校でも教えている学校は極少数です。
PLIに関しては、IBMもサポートから撤退したにも関わらず、未だにPLIを使用して、開発作業が行われているというのが現状です。
汎用機は、いずれ無くなると言われてきたのですが、大量のデータを処理するのにはやはり必要なので、相変わらず健在です。
大半の人が、汎用機が無くなるということはありえないと言っています。
その結果、我々COBOL、PLI世代の人間は、若い人たちと勝負をしなくても、仕事にありつけるという結果になりました。
仕事が若い人たちと、競合しなくて済んだんです。
派遣ベースの仕事というのは、受託ベースの仕事はプログラミングに特化した仕事をやれば良いのに対して、派遣では、要件定義、基本設計、詳細設計、プログラミング、結合テスト、総合テスト、維持、メンテナンス作業の何から何までやらされます。
そのため、汎用機の世界では、プログラマーという呼び方はあまりしないんですよ。
大半の人がシステムエンジニア(SE)と呼ばれています。
私は、このseの仕事をフリーランスで、ず〜っと続けてきました。
現在では、フリーランスで稼いだお金を元に、個人で事業を展開しています。
私の場合、受託ベースでシステム開発会社を設立した友人とは違い、システム開発の仕事からは足を洗いたかったので、派遣という選択をしました。
私は、自己分析をすると、決して真面目では無いし、仕事だって同じところで仕事をするのは3年が限界でした。
飽きっぽい性分なんですよ。
しかし、与えられた仕事は何が何でも、最後までやり通すという線は絶対に崩しませんでした。
これを崩してしまったら、もう最後だと思っていたからです。
最低ここまではというラインを決めて、それを守ることにより仕事には不自由せずにやってくることができました。
だから、これからフリーランスでやっていこうと思っているseの方は、私のように全然優秀でなくても、一線を越えない限り、いつまでも仕事には不自由することはないでしょう。
プロパーの倍以上もらえる収入は、将来のために貯めておいて、機が熟した時に使用すれば一生食いっぱぐれることはないでしょう。
私は、自分が生きて来たパターンも派遣ベースの成功モデルと言っても良いのではないかと思います。
しかし、派遣ベースではもらえる金額は一定なので、自分の頑張り次第で売り上げを伸ばすということはできません。
手堅く、毎月決められた収入で満足するのが、派遣ベースの仕事です。
しかし、派遣ベースでも、人によっては月単価100万円以上もらえる人もいます。
それほど優秀では無い私でも、平均をすれば60万〜80万くらいだと思いますよ。
リスクを負わず、それなりにお金になるのが、派遣ベースということになります。